山形コミュニティ新聞でも紹介した片頭痛の治療薬「レイボー」が6/8に発売となりました。 昨年発売されたエムガルティ、アイモビーグ、アジョビなどの予防薬と違い、頭痛発作時(痛い時)に服用する内服薬です。薬価も100mg錠:1錠あたり570円(3割負担で171円)とトリプタン製剤の先発品とほぼ同等の価格になります。レイボーは血管収縮作用がないことが最大の特徴で、脳梗塞や心筋梗塞などの既往がある方でも使用可能です。また、副作用はトリプタンよりも少ないと報告されており、トリプタンが使えなかった方にも期待できそうです。 アメリカではすでに2019年から使用されており、これまでの治療薬と比べると「頭痛消失率が高い」、「頭痛が再発しない」、「即効性がある」とのことで、とても楽しみな薬です。